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マラソン代表パリ残り「1枠」の行方は 28日号砲の大阪国際には3度Vの松田瑞生らが出場

2024年1月28日 8:31
マラソン代表パリ残り「1枠」の行方は 28日号砲の大阪国際には3度Vの松田瑞生らが出場
左から大阪国際女子マラソンに出場する松下菜摘選手、佐藤早也伽選手、松田瑞生選手、前田穂南選手(写真:時事)
◇第43回大阪国際女子マラソン大会(28日、ヤンマースタジアム長居発着)

2024年パリ五輪代表の選考を兼ねた大阪国際女子マラソンが、28日の午後0時15分に号砲がなります。

去年10月パリ五輪選考レース、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で優勝した鈴木優花選手(第一生命G)と、2位に入った一山麻緒選手(資生堂)が代表に内定。あと1枠はMGCの出場権を持っていた選手の中から、MGCファイナルチャレンジをへて選出されます。

ファイナルチャレンジは、今大会と3月の名古屋ウィメンズマラソンの2レース。この大会で2時間21分41秒の設定タイムを超えた最速選手か、記録を超える選手がいない場合は、MGCで3位に入った細田あい選手(エディオン)が代表の3枠目となります。

この大阪のレースを選んだ有力選手として挙げられるのが、大阪出身の松田瑞生選手(ダイハツ)です。22年大会で日本歴代6位の2時間20分52秒をマーク。ケガのためMGCは欠場しましたが、過去3戦3勝(18、20、22年)と相性のいいレースで、パリへの切符をたぐり寄せるのか。

また、松田選手とともにこの夏の世界選手権を走った佐藤早也伽選手(積水化学)もエントリー。東京五輪代表の前田穂南選手(天満屋)やMGC5位の松下菜摘選手(天満屋)らも含めて、好レースが期待されます。

また、ペースメーカーはマラソン日本歴代2位の記録を持つ新谷仁美選手(積水化学)が務めます。
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