“内臓”がポイント? 書き留めたメモは10年分 高梨沙羅が目指す理想のジャンプとは
自身のジャンプへの思いを語る高梨選手
スキージャンプで五輪3大会連続出場の高梨沙羅選手が、北京大会から9か月、いま目指すジャンプについて語りました。
この夏は、国内のサマージャンプで3連勝と好調。それでも本人は、まだジャンプの完成形ではないと言います。
「どういうジャンプを目指したいかというのも、ここ最近ようやく目星がついたくらいで、これまではどのプラモデルにしようかな、みたいな感じで考えていて、今ようやくパーツがバーッとある中で組み立てていく状況ではあります。いろんなところからアイデアをしぼってそろえて試してを繰り返していると、絶対つながる時が来るので、その瞬間はやっぱり楽しいですね」
日々の練習で気付いたささいなことをメモしているという高梨選手。
「最近だと内臓の位置とか。中に胃とか横隔膜とかあるじゃないですか。それがどのへんにあるのが自分にとってアプローチを組みやすいのかとか、考えながらやっています」
こうした気付きは、別の競技をしている友人との話がヒントになったと言います。
「『僕らのスポーツでは内臓がどの位置にあると、自分の体を守れる、内臓をここまで広げて耐えておけばリスクがなくなる』みたいなことを話していて。インナーのことまで考えてトレーニングしているんだってすごく衝撃を受けて、それから考え始めましたね。(書き留めたことは)メモとかも含めると、10年くらいはあるんじゃないですかね」
この夏は、国内のサマージャンプで3連勝と好調。それでも本人は、まだジャンプの完成形ではないと言います。
「どういうジャンプを目指したいかというのも、ここ最近ようやく目星がついたくらいで、これまではどのプラモデルにしようかな、みたいな感じで考えていて、今ようやくパーツがバーッとある中で組み立てていく状況ではあります。いろんなところからアイデアをしぼってそろえて試してを繰り返していると、絶対つながる時が来るので、その瞬間はやっぱり楽しいですね」
日々の練習で気付いたささいなことをメモしているという高梨選手。
「最近だと内臓の位置とか。中に胃とか横隔膜とかあるじゃないですか。それがどのへんにあるのが自分にとってアプローチを組みやすいのかとか、考えながらやっています」
こうした気付きは、別の競技をしている友人との話がヒントになったと言います。
「『僕らのスポーツでは内臓がどの位置にあると、自分の体を守れる、内臓をここまで広げて耐えておけばリスクがなくなる』みたいなことを話していて。インナーのことまで考えてトレーニングしているんだってすごく衝撃を受けて、それから考え始めましたね。(書き留めたことは)メモとかも含めると、10年くらいはあるんじゃないですかね」
この夏は、子どもたちの大会やイベントにも参加し、スキージャンプ界の未来についても考え始めていた高梨選手。
「この子たちといつか一緒にW杯まわる時がくるのかなとか思いながら。その子たちが飛ぶ頃には、純粋にジャンプを楽しんでやってもらいたいので、ルールとかも明確にクリーンなわかりやすいルールになってもらわないと困るので、地盤を整えたいと思います」最後に、ジャンプへの思いを聞くと。
「楽しいですね。今は純粋に楽しんで飛んでいます」