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スキージャンプ全日本「自分のジャンプスタイル見えてきた」高梨沙羅6連覇 男子は二階堂蓮が初優勝

2022年10月21日 18:39
スキージャンプ全日本「自分のジャンプスタイル見えてきた」高梨沙羅6連覇 男子は二階堂蓮が初優勝
6連覇の高梨沙羅選手(左)、初優勝の二階堂蓮選手(右)
ノルディックスキー・ジャンプの全日本選手権。ノーマルヒルが21日、長野県・白馬ジャンプ競技場で行われ、女子は高梨沙羅選手(クラレ)が優勝し、大会6連覇を達成しました。

高梨選手は2日に今シーズン最初の国際大会に出場し、北京五輪に続き、再びスーツ規定違反で失格となっていました。

それ以来の出場となった今大会。1回目を88.5メートル。2回目で89メートルを飛び、合計212.9点で6年連続8度目の優勝を果たしました。

高梨選手は「反省点の残る結果とはなってしまったが、ようやく自分のジャンプスタイルの方向性が見えてきたので次の試合につながる試合にできたことがよかった。」と試合を振り返りました。

自身の記録をさらに伸ばした6連覇については「もちろんこのあとの冬のシーズンや試合へのモチベーションにはつながるが今は自分のジャンプに集中していきたい」とコメントしました。

また、男子は二階堂蓮選手(日本ビール)が1回目97.5メートル、2回目はさらに上回る98.5メートルの合計255.9点で初優勝を飾りました。

「今シーズン好調の中で全日本を迎えられた。その経験が今日の大会につながった」と初優勝の喜びを笑顔で語りました。

控えるラージヒルについては「ノーマルヒルよりラージヒルの方が得意なので、しっかり優勝目指して頑張っていきたい」と意気込みを語りました。