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スキージャンプ・高梨沙羅が小林陵侑の持つジャンプ台最長飛距離を塗り替え全日本2冠

2022年10月23日 23:30
スキージャンプ・高梨沙羅が小林陵侑の持つジャンプ台最長飛距離を塗り替え全日本2冠
高梨沙羅選手(左)、小林陵侑選手(右)
◇第101回全日本スキー選手権大会スペシャルジャンプ競技兼第19回SBC杯スペシャルジャンプ白馬大会(ラージヒル) (23日、長野・白馬ジャンプ競技場:ヒルサイズ131メートル)

ノルディックスキー・ジャンプの全日本選手権。ラージヒルで女子は高梨沙羅選手が、男子は北京五輪個人ノーマルヒル金メダル、ラージヒル銀メダルの小林陵侑選手が優勝しました。

高梨選手は1本目、これ以上飛ぶと危険とされているヒルサイズ超えの134メートルのジャンプでトップに。続く2本目も有利な向かい風の中、ヒルサイズを大きく超え、最長不倒の136.5メートルの大ジャンプを見せました。これが小林陵侑選手が持つ白馬ジャンプ競技場での最長飛距離を塗り替える記録に。高梨選手は昨年に続き優勝を果たし2連覇、さらに21日にはノーマルヒルでも優勝し2冠も達成しました。

高梨選手は「すごくいい条件の中で自分の想像以上の飛距離を伸ばすことができた。純粋にスキージャンプを楽しめた試合になった。たくさんの方々の声援に後押しされて進むことができた」と笑顔でコメント。

一方、男子は強風の影響で2本目が中止に。小林選手が1本目にこちらもヒルサイズを超える131.5メートルを飛んで優勝。2連覇を達成しました。

試合後には「いい内容のジャンプがアベレージで出来ている。たくさんのお客さんの中で飛べて、盛り上がっててうれしかった。冬に向けていいステップを踏めたかなと思う」と試合を振り返りつつ、迫るW杯に向けても意気込みを語りました。

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