◇第101回全日本スキー選手権大会 スペシャルジャンプ競技兼第19回SBC杯スペシャルジャンプ白馬大会(ラージヒル) (22日、長野・白馬ジャンプ競技場)

ノルディックスキー・ジャンプの全日本選手権。男子ラージヒル予選で北京五輪個人ノーマルヒル金メダル、ラージヒル銀メダルの小林陵侑選手が1位で通過しました。

今大会、予選に出場した選手のほとんどは7番から9番ゲートでのスタート。しかし小林選手は安全を考慮し、飛びすぎを防ぐためにゲートを下げ、5番ゲートからのスタートとなりました。助走距離が短くなることで、スピードも出にくい形に。それでもこの日最長不倒の136メートルを飛び、149.4点をマークしました。予選前に行われていたオフィシャルトレーニングは欠場したものの、圧巻のジャンプを見せました。

ジャンプ後、小林選手は「まあ、こんなものかと」と、あくまで冷静なコメント。

前日に行われたノーマルヒルでは2位と悔しい結果で終えた小林選手が23日のラージヒル決勝に臨みます。