巨人の阿部慎之助監督がドラフト1位ルーキーの石塚裕惺選手について言及しました。

日本テレビ「news zero」で『巨人軍監督日記 第2章』が21日に放送。就任2年目の阿部監督が、元巨人監督の高橋由伸さんと春季キャンプ期間中に対談を行いました。

高橋さんは石塚選手について「がっしりしてて、ちょっと想像以上だった」と初めて見た感想を話し、これに対して、阿部監督は「早い段階で1軍上がってくれたら嬉しいなと思うぐらい体も仕上げてきてくれているので、あとはいろんな環境に慣れたりとかっていうのを今はしてほしい」とコメント。

石塚選手は、11日の紅白戦で紅組の2番ショートでスタメン出場し、初実戦を経験。初打席では見逃し三振、2打席目にはセカンドゴロに打ち取られました。守備ではエラーを記録。ほろ苦さも残る実戦デビューとなりました。

これには阿部監督も「紅白戦ではちょっと残念だったんですけど、もっとなんかガツガツやってほしいな」と厳しめなコメント。さらに阿部監督は「一瞬パッと見たら増田陸に似てるけど。いい先輩と張り合って頑張ってほしいなと思いますね 」と期待を込めました。

高橋さんに起用法を問われると「チャンスがあればっていうところですけどまずは2軍でプロのピッチャー、 いろんなピッチャーの対戦できるんで。そこで結果出して自信をつけてほしいなというのが今のところの願いです」と考えを語りました。