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「選手、監督で日本一達成できて本当に幸せ」岡田監督 最後マウンドに送った投手は「どういう形であれ最後は岩崎でしめる」

2023年11月6日 5:18
「選手、監督で日本一達成できて本当に幸せ」岡田監督 最後マウンドに送った投手は「どういう形であれ最後は岩崎でしめる」
38年ぶりに日本シリーズを制し歓声に応える阪神・岡田彰布監督(写真:時事)
プロ野球日本シリーズ第7戦 阪神7-1オリックス(5日、京セラドーム)

オリックスとの日本シリーズを4勝3敗で制し、1985年以来、38年ぶり2度目の日本一を成し遂げた阪神。

試合後、岡田彰布監督が勝利監督インタビューに応じました。

1985年には選手として日本一、そして2023年、監督としても日本一になった岡田監督は「前回日本一になった時はちょうど27歳。長かったですね。選手で日本一を達成できて、監督でも日本一達成できて本当に幸せだと思います」と心境を語りました。

そして、日本一がかかる運命の第7戦、先発マウンドに送ったのは9月29日以来の青柳晃洋投手。3月31日のリーグ開幕戦でも、同じ京セラドームでの先発に青柳投手を選んでおり「最初から7戦目は青柳で行こうと決めていた。最初と最後は青柳で締める」と、マウンドを託した理由を語りました。

結果的に4回2/3を79球、3奪三振、無失点と、期待に応える投球を披露した青柳投手。

投球内容について「とにかく思い切って行けと、ちょっと間隔が空いていたんですけど、青柳らしいピッチングをしてくれた」と称賛しました。

また、9回2アウトからマウンドに送り出したのは守護神・岩崎優投手。オリックス・頓宮裕真選手にいきなりソロHRを許しますが、後続を抑えて試合を締めました。

HRを打たれた時の心境を「まさかいきなり初球ホームランを打たれると思っていなかった。ちょっと意外だった」と笑いながら振り返った岡田監督。それでも「どういう形であれ、最後は岩崎で締めるつもりだった」と、絶対的な信頼を寄せていたことを明かしました。

最後にファンに向けて「いつも超満員のスタンドで応援してくれてありがとうございました。すごい応援してくれて選手は力になったと思います。なんとか達成できたので、アレのアレを。ほんと満足で今年一年いい形で終われました」と感謝の思いを述べました。
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