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「実際とってみないとわからない景色を実感」20歳の現役慶応大生の飯村一輝が逆転のポイントで金メダル手繰り寄せる 【フェンシング】

2024年8月5日 11:17
「実際とってみないとわからない景色を実感」20歳の現役慶応大生の飯村一輝が逆転のポイントで金メダル手繰り寄せる 【フェンシング】
金メダル獲得に大きく貢献したフェンシング男子フルーレ団体の飯村一輝選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
◇パリオリンピック2024 フェンシング男子フルーレ団体 決勝(大会10日目=現地時間4日、グランパレ)

フェンシング男子フルーレ団体で日本がイタリアを破り、初の金メダルを獲得しました。

9試合を行い、先に45点を取るか、合計点の多い方が勝利する団体戦。

5対3と2点リードで迎えた第2試合に現役慶応大生の20歳、飯村一輝選手が出場します。

序盤、2ポイント連取しますが、その後、4連続ポイントを奪われ合計で同点に追いつかれます。それでもカウンターなどで3連続ポイントを奪い、この試合5対4とし、リードを3点に広げました。

23対25と、2点を追う第6試合では、積極的な攻めで7対3とし、一気に逆転。リザーブの永野雄大選手の活躍もあり、このリードを守り抜くと、ラスト第9試合では試合を決めるポイントを奪った飯村選手。フェンシングのフルーレ史上初めての金メダルを獲得に大きく貢献しました。

試合後、飯村選手は金メダルの快挙に対し「実際とってみないとわからない景色を僕たち4人で実感することができたので本当にいい経験になりました」と笑顔で話しました。