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「カープで13年間プレーできたことは誇り」広島・野村祐輔が引退発表 1軍登板の210試合は全て先発登板 “高校野球のレジェンド”

2024年9月28日 10:00
「カープで13年間プレーできたことは誇り」広島・野村祐輔が引退発表 1軍登板の210試合は全て先発登板 “高校野球のレジェンド”
広島・野村祐輔投手
プロ野球広島は27日、野村祐輔投手(35)が今季限りで引退することを発表しました。

野村投手は広陵高校から明治大学へ進学。2011年にドラフト1位で広島に入団し、13年間広島一筋でプレーし続けました。

2012年に1軍デビューすると27試合に先発し、9勝11敗、防御率1.98と見事な成績を記録。16年には25試合で16勝3敗と最多勝に輝き、チームの連覇に貢献しました。しかし、20年にはケガで初の開幕2軍を経験すると、21年には未勝利に終わるなど、苦しいシーズンを過ごしました。今季は8月2日と13日に先発登板し、それぞれ5回を投げ抜きました。

野村投手はプロ13年で通算210試合に登板し、80勝64敗、通算防御率は3.53でした。210試合のうち、全てが先発投手としての登板。これは日本記録となっています。

引退発表にSNSでは「高校時代の投球に惹かれてずっとずっと応援していました。本当にお疲れさまでした」「13年間カープを支えてくれてありがとうございました」「ずっとカープにいてくれてうれしかった、でも本音はもっと長くいてほしかった」「またひとり高校野球のレジェンドがプロ野球界から去っていっちゃう…」「さみしいが、感謝の気持ちでいっぱい」といった声があがりました。

▽野村投手コメント
今シーズン限りで引退することを決断しました。カープで13年間プレーできたことを誇りに思います。私の野球人生の中で3度のリーグ優勝を経験させていただいた事はとても大きな宝物です。野球を始めて29年間、ずっと続ける事ができてとても幸せでした。今まで野球を続けられたのは、皆様の応援や支えがあったからこそだと思います。沢山の事を指導していただき、成長させて下さった皆様に深く感謝しています。13年間いつも温かく力強い声援を送って下さったファンの皆様、本当にありがとうございました。
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