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【現役引退】ロッテ・松永昂大「やり残したことはありません」田中靖洋「人との出会いに恵まれた野球人生」

2022年10月6日 17:57
【現役引退】ロッテ・松永昂大「やり残したことはありません」田中靖洋「人との出会いに恵まれた野球人生」
現役引退の松永昂大投手(左)、田中靖洋投手(右)【(C)千葉ロッテマリーンズ】
プロ野球のロッテは6日、松永昂大投手(34)、田中靖洋投手(35)が現役引退したことを発表しました。

松永投手は2012年大阪ガスからドラフト1位入団。左腕リリーフとして活躍し、ルーキーから7年連続40試合以上に登板しました。近年は左肩の痛みで満足に投げることができず、今季1軍出場はありませんでした。

田中投手は2005年高校生ドラフト4位で西武に入団。2016年からはロッテでプレーし、リリーフとして活躍。2019年にはキャリア最多の44試合に登板しました。今季は15試合に登板し、防御率8.36。17年のプロ生活に幕を閉じました。

2人は球団を通じて感謝のコメントを残しています。

◆松永昂大投手コメント

「最後の2年間、投げることができませんでしたけど今はスッキリとした気持ちです。球団には育成で再契約をしていただき、シーズン中に支配下登録をしていただいたにも関わらず、期待に応えられなかったことを申し訳なく思います。なんとか復活して世の中の肩痛に悩んでいる選手たちの希望の光になれたらという想いでやってきましたが、こればかりは仕方がありません。先発も中継ぎも抑えもさせていただきましたし、ここまで359試合に投げさせていただきました。本当に楽しい日々でしたし、やり残したことはありません。悔いはありません。ここまでケアをしていただきサポートをしていただいた皆様には感謝の気持ちしかありません。そしてなによりも応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました。もう一度、投げている姿をお見せすることができなかったことに関して申し訳なく思っています。皆様の応援のおかげでこんなにたくさんの試合で投げることができましたし、リハビリも頑張ることができました。本当にありがとうございました」

◆田中靖洋投手コメント

「最近1、2年、チームに貢献できなかった中、応援してくださったファンの皆様には感謝の気持ちしかありません。西武に入団をしてロッテに拾ってもらった17年間を振り返ると本当に人との出会いに恵まれた野球人生だったなあと思います。監督、コーチ、スタッフ、選手との出会いに恵まれました。皆様のおかげで本当に幸せな野球人生を送ることができました。最後に丈夫な身体に産んでくれた両親、野球をはじめるキッカケとなった2人の兄、いつもサポートをしてくれた家族にこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆様、本当にお世話になりました」

【松永昂大投手の通算成績】
359試合 16勝15敗135ホールド1セーブ 238奪三振 防御率2.91

【田中靖洋投手の通算成績】
209試合 10勝9敗22ホールド2セーブ 124奪三振 防御率3.81
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