◇プロ野球セ・リーグ 巨人-中日(29日、ヨーク開成山スタジアム)

巨人の先発・山崎伊織投手が5回に同点打を許し、3勝目の権利を逃しました。

ここを抑えれば5月18日以来となる3勝目の権利を手にできる、1点リードの5回表。1アウトを奪いますが、その後2本のヒットを許すなど2アウト1・3塁のピンチ。打席には、初回に先制打を許した中日の5番・阿部寿樹選手を迎えます。

3球で追い込みますが、2ボール2ストライクからの5球目。低めに決まった変化球を、初回と同じくセンターにはじき返され、これが同点タイムリーに。勝ち投手の権利目前で、同点に追いつかれました。

山崎投手は、この回で降板に。5イニングで6つの三振を奪うなど力強い投球は見せましたが、久しぶりの3勝目とはなりませんでした。