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鷹ドラ3の廣瀬隆太が2打席連発 慶応大5度目の神宮Vへ青山学院大と決戦「全員で出し切ることに尽きる」

2023年11月20日 6:01
◇第54回明治神宮野球大会 慶応大5ー1日体大(19日、神宮球場)

慶応大が、日本体育大を破り2年ぶりとなる決勝へ進出。その立役者となったのは、2打席連続ホームランを放った廣瀬隆太選手です。

先月のドラフト会議では、ソフトバンクから3位指名。東京六大学野球では20本塁打を放ち、阪神の岡田彰布監督(当時早稲田大)に並ぶ歴代4位タイの記録を持ちます。

準決勝の日本体育大戦では、3番セカンドで先発出場。1点を追う6回2アウト1、2塁のチャンスでは、寺西成騎投手が投じた3球目の変化球をレフトスタンドへ。「ほぼ完璧でしっかり甘い球を仕留めることができたのでよかったです」と笑顔で振り返った打球は、外野手が1歩も追わない、特大の逆転3ランでした。

さらに8回には、2番手の篠原颯斗投手からレフトスタンドへ2打席連続ホームラン。トドメの一打で勝利をもたらしました。

主将を務める廣瀬選手は、これが大学最後の大会。チームが3人の投手で最小失点で切り抜けたことには「本当に後ろで守っていて頼もしい投手陣だと思っています」と語りました。

決勝の相手は、大学選手権の王者で東都大学野球リーグ戦で春秋連覇の青山学院大と対戦。「とにかく最後の大会なので全員で出し切ることに尽きるかなと感じています」と、5度目の大会制覇へ頼もしくけん引します。

【20日 神宮野球大会 決勝戦カード】

▽高校の部 午前10時~
作新学院高(関東・栃木)ー星稜高(北信越・石川)

▽大学の部 午後1時~
青山学院大(東都)ー慶応大(東京六)
最終更新日:2023年11月20日 6:01
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