◇プロ野球セ・リーグ　阪神4-1巨人(28日、甲子園球場)

3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一にも貢献した阪神・湯浅京己投手。今季は守護神として開幕から7試合無失点で5セーブと活躍。しかし先月16日に右肘の張りで登録抹消。今月26日にようやく1軍に復帰しました。

4月13日以来となるセーブ機会での登板となったこの試合。先頭打者にヒットを許しますが、巨人3番・秋広優人選手をダブルプレー。無失点に抑え6セーブ目を挙げました。

お立ち台に立った湯浅投手は、「ブルペンの先輩たちが、自分がいない間、ゆっくり戻ってきていいよと言ってくださった。自分も焦らずここまで戻ってくれました」と離脱期間中にチームを支えてくれた投手陣に感謝の言葉を送りました。

湯浅投手がいない間の抑えは、8歳年上の岩崎優投手が務め9セーブ。湯浅投手不在の間もリリーフ陣は活躍し、首位阪神の快進撃を支えました。

復活のセーブを挙げた湯浅投手は、「今度は自分がブルペンの力になれるように助けになれるように頑張ります」とケガで離脱した分の活躍を誓いました。