カーリング、ロコ・ソラーレの妹チームで、平昌五輪銅メダリストの本橋麻里選手が所属するロコ・ステラが、2024年1・2月に行われる日本選手権への出場権を獲得したことが7日に分かりました。

本橋選手はロコ・ソラーレオフィシャルブログ『ロコ・ログ』で「ロコ・ステラは、先月、日本カーリング協会より、今シーズンの全日本選手権へのシード権獲得の通知を頂きました(原文ママ)」と報告。

2023年1・2月に行われた前回大会では、予選リーグで姉チームのロコ・ソラーレと日本選手権で初対戦。同点のまま最終10エンドを迎えると、不利な先攻のロコ・ソラーレに強力なナンバー1をつくられ、ロコ・ステラが7-9で敗戦しました。

試合後、本橋選手は「勝ち切ることはできなかったが、楽しく試合ができました」と語ると、ロコ・ソラーレについては「胸を貸してくれてありがとうと思いながら戦っていました。近いお姉ちゃんだけど、氷に乗るとすごく遠い存在に思える、メリハリのあるお姉ちゃんたち」とコメントしていました。

初出場の日本選手権は予選敗退となりましたが、｢日本選手権の常連になれるような強さ、底力を持ったチームを作っていきたい｣と語ったように2大会連続の出場を決めたロコ・ステラ。今大会でもロコ・ソラーレとの対戦や予選突破も期待されます。
※予選9チーム総当たりの前回大会とは異なり、2024年の大会では5チーム総当たり×2グループとなるため、現段階ではロコ・ソラーレとの直接対決は決まっていません。

現在カナダで遠征を行っているというロコ・ステラですが、「全日本選手権まで、チームで有意義な時間を過ごせるように、みんなでアイディアを出し合いながら過ごしたいと思います」とブログで綴っています。

◆ロコ・ステラ
2018年11月に設立されたロコ・ソラーレの育成チーム。
チーム名の「ロコ・ステラ」は地元の星という意味を持つ。