元巨人のエースで現プロ野球解説者の江川卓さんが14日、自身のYouTubeを更新。ヤクルト・村上宗隆選手を「歴史を変える22歳」と絶賛しました。

「8月の怪物」をテーマに話した江川さんは、「セ・リーグ 野手部門」でヤクルトの村上宗隆選手を選出。

「8月のホームラン数12本も、もちろんすごいけど、それよりもすごいのは出塁率の.588。驚異的。ヤクルトの首位を支えているのは彼の力が大きい」と、村上選手の出塁率を絶賛しました。

さらに村上選手がプロ野球史上初めて達成した5打席連続ホームランについても「歴史が塗り変わっている」と賞賛。

「もっと大騒ぎしてもいいぐらいすごいこと。新型コロナのこともあってそこまで大騒ぎにはならなかったけど、本当にすごい。歴史を変えちゃってるんだから、22歳が」と感嘆の声をあげました。

現在、本塁打・打率・打点でリーグトップに立ち、“令和初の三冠王”の期待がかかる村上選手。

その上で、江川さんが今後の鍵としてあげたのが“打率”です。

「ホームラン50本はふわっと超えたから、次は60本が視野に入ってくる。そのときにストライクゾーンを広げて打ちたくなるから、そのときの打率が心配。打率2位の中日・大島洋平選手も8月には6打数6安打打ってるから、村上選手の強敵は大島選手でしょう」

最後には「ここまできたらホームラン60本も打ちたいと思ってるでしょうし、三冠王もいけると思います」と村上選手へ期待の声をよせました。