◇プロ野球セ・リーグ DeNA4-0阪神(24日、京セラドーム)
勝:浜口遥大 6勝4敗
負:伊藤将司 8勝5敗
Ｓ:山崎康晃 0勝2敗30セーブ

6回までは阪神・伊藤将司投手とDeNA浜口遥大投手の両先発が好投。両投手共に被安打3で無失点のピッチングで打線の援護を待ちます。

試合が動いたのは7回表、DeNAの攻撃。ソト選手の四球、代打伊藤光選手の申告敬遠で1、2塁とすると、三浦大輔監督は浜口投手を替えて代打関根大気選手を起用します。すると関根選手は意表を突くバント。セカンドへ転がす絶妙な内野安打となり、2アウト満塁のチャンスを作ります。

この場面で1番桑原将志選手が伊藤投手の高めストレートを振り抜き、3号満塁ホームランをレフトスタンドに放ちました。

一挙4得点を奪ったDeNAは7回からは継投。7回を2番手入江大生投手、8回を3番手エスコバー投手、そして9回4番手平田真吾投手が1、2塁とランナーを出しますが、替わった山崎康晃投手が最後は抑えて完封リレーを見せました。山崎投手はプロ野球史上最年少での通算200セーブ達成です。

DeNAは阪神に2試合連続完封勝ちで今季初の8連勝。8月は16勝2敗と勢いが止まりません。一方阪神は今季23度目の完封負け。球団ワーストの24にあと1に迫っています。