歴史的一戦から一夜 ボクシング・村田諒太(36)「あの空間を味わえたことが僕の大きな財産」
9日、ゲンナジー・ゴロフキン選手との激闘を演じた村田諒太選手 (写真:帝拳ジム提供)
9日に行われた“日本ボクシング史上最大のビッグマッチ”WBA IBF 世界ミドル級王座統一戦。IBF世界ミドル級王者、ゲンナジー・ゴロフキン選手(40)に激闘の末、第9ラウンドTKO負けを喫した元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太選手(36=帝拳)が、試合から一夜明けてコメントを発表しました。
「試合の後、ホテルに戻って4時間ぐらいは寝ましたね。試合日の夜はあまり寝たくないと思いましたが、仕方なく寝ました。まだ試合映像は見ていません。無事にリングから下りることができた安堵(あんど)感はあります。本当にプロになって、帝拳ジムに来て良かったです。試合前、会長から楽しんでこいと言われたのが、すごくうれしくて。ここ3年ぐらい、無理に楽しもうとしていた。特にパフォーマンスのために感情を封印していたところもありました。ボクシングを律してやってきました。昨日の試合中、いろいろな感情がわき上がってきました。(ゴロフキンが詰めて)きたきた、そろそろこのパンチはまずいなとか、このまま流れに負けてあきらめたらいけない、絶対に後悔するぞとか。最後9回でやられましたけれど、すごく濃密な時間でした。あの時間の感じ方、空間を味わえたことが、僕の大きな僕の財産です。それを味わせてくれたのが会長の一言でしたね」と語りました。
9日の試合後会見では「負けたという感情すらわいてこない」と語っていた村田選手。
「まだ感情の整理は当然のようにできる段階ではないですね。(これから)いろんなプロセスをたどるはずです。これが落ち着いて、負けたという事実が来ます。ボクシングをするかしないか悩みはじめて。ボクシングをしたいとか、やっぱり辞めるかとか。次の道がなかなか見つからないとか。いろいろなプロセスが来ると思う。大変にはなると思います。それも乗り越えていければいいなと思っています」
注目される今後の進退については「ゆっくり休んでから考えます」とコメントしています。
「試合の後、ホテルに戻って4時間ぐらいは寝ましたね。試合日の夜はあまり寝たくないと思いましたが、仕方なく寝ました。まだ試合映像は見ていません。無事にリングから下りることができた安堵(あんど)感はあります。本当にプロになって、帝拳ジムに来て良かったです。試合前、会長から楽しんでこいと言われたのが、すごくうれしくて。ここ3年ぐらい、無理に楽しもうとしていた。特にパフォーマンスのために感情を封印していたところもありました。ボクシングを律してやってきました。昨日の試合中、いろいろな感情がわき上がってきました。(ゴロフキンが詰めて)きたきた、そろそろこのパンチはまずいなとか、このまま流れに負けてあきらめたらいけない、絶対に後悔するぞとか。最後9回でやられましたけれど、すごく濃密な時間でした。あの時間の感じ方、空間を味わえたことが、僕の大きな僕の財産です。それを味わせてくれたのが会長の一言でしたね」と語りました。
9日の試合後会見では「負けたという感情すらわいてこない」と語っていた村田選手。
「まだ感情の整理は当然のようにできる段階ではないですね。(これから)いろんなプロセスをたどるはずです。これが落ち着いて、負けたという事実が来ます。ボクシングをするかしないか悩みはじめて。ボクシングをしたいとか、やっぱり辞めるかとか。次の道がなかなか見つからないとか。いろいろなプロセスが来ると思う。大変にはなると思います。それも乗り越えていければいいなと思っています」
注目される今後の進退については「ゆっくり休んでから考えます」とコメントしています。