ボクシング村田諒太 ゴロフキンとの世紀の一戦へ「1ラウンド目が大事」
4月9日(土)さいたまスーパーアリーナで開催されるBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太選手(36・帝拳)とIBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン選手(39・カザフスタン)とのWBA・IBF世界ミドル級王座統一戦が行われます。
決戦まであと12日、帝拳ジムで村田選手が公開練習を行いました。
鏡を見てのシャドーボクシングの後、行ったスパーリングでは、パートナーである元メキシコミドル級王者アドリアン・ルナ選手を相手にプレッシャーをかけ、強烈な右ストレートを繰り出すなど状態の良さが見られました。その後サンドバッグを8ラウンド行い、パンチの感覚を確認。
練習を終えた村田選手は「1ラウンド目が勝負だと思っている。プレッシャーを感じてくれるようなら、展開としては良い。入り方が一番大事。相手はロングレンジで強みを出してくる相手なので、ロングレンジだけで戦わないように、近い距離の戦いもできるように踏み込んでプレスかけたい」と語りました。
ともにプロで圧倒的な戦績を誇る両者。村田選手は18戦16勝(13KO)2敗。ゴロフキン選手は43戦41勝(36KO)1敗1分けのキャリアとなっています。