ウクライナ・キエフ市長の元ボクシング世界王者 ビタリ・クリチコ SNSで連帯呼びかける
プロボクシングの元世界ヘビー級王者で現在はウクライナ・キエフの市長を務めるビタリ・クリチコ氏が自身のSNSでキエフの市民に連帯を呼びかけました。
クリチコ市長は2014年に初当選。ロシアによる軍事侵攻が始まってからは徹底抗戦の姿勢を見せていて、「キエフの要塞化を進めている」などと投稿しています。
▽以下、ビタリ・クリチコ市長の主な投稿
キエフの皆さんへ
市の関係者は皆さんの生活を守るために手を尽くしています。ガス、水、電気、インターネットなど生活に必要なものは無事です。薬局や食料品店もほとんどがオープンしています。
しかし、この首都は侵略の危機に面しています。軍と一緒にキエフを守るために要塞化を進めています。
キエフ近郊では戦闘が続いていて、戦火を逃れた人々を受け入れています。
市では交通手段を提供しています。キエフから避難したければ、西に逃げられる電車に乗っていただくことが出来ます。
ウクライナの皆さん!心を一つにしましょう。私たちのゴールはウクライナを侵略の手から解放すること。あなたたちの未来を守ることです。
一緒なら強くなれる、私たちの軍隊は勇気あるものの集まりだ。