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【球団担当が注目】2023年ヤクルト 村神様&ドラ1“振り子投法”即戦力右腕で日本一奪還へ

2023年3月31日 11:24
【球団担当が注目】2023年ヤクルト 村神様&ドラ1“振り子投法”即戦力右腕で日本一奪還へ
2年ぶりの日本一を狙うヤクルト
プロ野球・ヤクルトは、昨季セ・リーグ2連覇を達成しましたが、日本シリーズでオリックスに2勝4敗1分で敗れ、日本一を逃しました。

就任4年目となる高津臣吾監督のもと、「さあ、行こうか!」というチームスローガンを掲げ、球団初となるリーグ3連覇と2年ぶりの日本一を目指します。

◆WBCで劇的サヨナラ打も 昨季三冠王 "村神様"こと村上宗隆「キャリアハイを目指す」

昨季、史上最年少での三冠王、日本選手最多シーズン56本塁打、5打席連続ホームランなど、数々の大記録を樹立した村上宗隆選手。

さらに"村神様"という言葉は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれました。

3月に行われた、野球世界一を決める国際大会WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、全7試合にスタメン出場。準決勝のメキシコ戦では、1点ビハインドの9回裏に逆転サヨナラタイムリーを放つと、決勝のアメリカ戦ではホームランを放ち、14年ぶりの世界一に貢献しました。

今季もチームの大黒柱として活躍が期待される村上選手は、「143試合長いですけど、1試合1試合気持ちを切り替えながら、最終的に“優勝する”という目標だけを忘れずにやれば必ず勝てると思う。3連覇、日本一奪還、個人としてはキャリアハイを目指して頑張りたい」と決意を語りました。

◆オープン戦防御率0.53 “振り子投法” ドラフト1位・吉村貢司郎

即戦力投手としてドラフト1位で東芝からヤクルトに入団した吉村貢司郎投手は、春季キャンプから1軍に帯同し、アピールを続けてきました。

最大の特徴は、投球開始時に左足を振り子のようにして上げる投球フォーム。持ち味の制球力を武器に、3月19日に行われた阪神とのオープン戦では6者連続三振を奪うなど、オープン戦17イニングを投げ、わずか1失点、22奪三振と安定感のある投球を見せ、開幕ローテーション入りを確実なものとしました。

「やるからにはタイトル獲得を目指して頑張りたい。目標としては新人王、チームの勝利に貢献できるような投手になりたい」と力強く意気込んだ吉村投手。

昨季チーム防御率4位のヤクルトに加わった新人王最有力候補の右腕に注目です。

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