女子バスケ高田真希「いろんな形で見てもらいたい」大阪でのW杯予選に決意
バスケットボール女子日本代表の高田真希選手(32)が25日、オンラインでの取材に応じ、2月10日から13日に大阪市で行われるW杯予選に向け、意気込みを語りました。
「自分は恩塚(亨)ヘッドコーチになってから初めての招集。やるべきことが明確になってきて、体を実際に動かして染みこませている状態です。少しずつステップアップを感じるし、チームの雰囲気もいい」
恩塚HCが掲げるテーマは“ワクワクするバスケット”。
このテーマについて高田選手は「日本の強みが最大限に生かされていますし、その中で個々のスキルがすごく重要になる。個々のいいところを自分の判断でできる。しばられずに思い切ってプレーができるし、うまくいかなくても周りがカバーできる。いろんなプレーができるというのが、ワクワクにつながる」と話しました。
来月の予選で、日本(世界ランク8位)は、カナダ(4位)、ベラルーシ(11位)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(27位)と同じブロックに。うち上位3チームがW杯本大会に出場することができます。
日本代表の目標については、「最終的にパリ五輪で金メダルを目指すことを掲げているので、(W杯で)自分たちが今やっていることで、どれくらいの力を発揮できるかが分かるし、強さと課題もみつかる」と、国際大会を経験できることを重要視しました。
予選が行われるのは新型コロナの陽性者が増えている大阪市。現在のところ、有観客で行われる予定です。
「この状況で来てくださいとは言いづらいけど、いろんな形で見ていただきたいし、会場でしか味わえない雰囲気もたくさんある。いろんな対策をしながら、(会場に)来られる人には来てもらいたいし、とにかく試合に集中して臨みたい」と、高田選手は、決意を語りました。