【J1優勝争い】連覇王手の神戸 “鬼門”柏に勝利なるか? 神戸敗戦→広島勝利なら一気に首位交代
今シーズンも第36節までを消化し、全チームが残り2試合と佳境を迎えているJ1リーグ。勝ち点68の神戸、同65の広島、同63の町田による激しい優勝争いは、神戸が今節にも連覇の可能性を秘めています。
神戸は30日に行われる第37節、アウェーの地で柏と対戦。
ホームで対戦した第2節では敗れるなど、柏は過去のリーグ戦直接対決で6試合勝利から遠ざかっている“鬼門”。それでも今シーズン、チームは8月以降の公式戦で21試合16勝2敗3引分と好調をキープ。初の連覇へ、今節柏と引き分け以上に持ち込めば、優勝のシャーレを掲げる可能性を残しています。
同日に3位町田が京都戦、翌12月1日に2位広島が札幌戦を開催。神戸の今節優勝条件は、町田が引き分けまたは敗戦、さらに広島が敗戦すれば勝ち点差4以上が確定し、1試合を残しての優勝となります。
そして神戸が勝った場合は、その時点で町田の優勝の可能性が消滅。さらに広島が引き分け以下に終われば、優勝が確定します。
一方で、今節神戸が柏に敗れ、広島が勝利すれば一気に首位交代。最終節を前に広島が優勝に“王手”をかける可能性も残されています。天皇杯との“国内2冠”かかる神戸の優勝か、最終節までもつれるか、運命の第37節の行方に注目です。
【第37節 上位3チームの日程】
■11月30日(土)
・柏-神戸(午後2時、三協フロンテア柏スタジアム)
・町田-京都(午後2時、町田GIONスタジアム)
■12月1日(日)
・広島-札幌(午後2時 エディオンピースウイング広島)
【神戸 第37節の優勝条件】
◇勝利
広島の引き分け or 敗戦
◇引き分け
広島の敗戦
町田の引き分け or 敗戦