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【ラグビー】W杯まで1年半代表復帰の期待もラグビーリーグワンで際立つベテランの存在感

2022年3月26日 13:04
【ラグビー】W杯まで1年半代表復帰の期待もラグビーリーグワンで際立つベテランの存在感
(左)埼玉パナソニックワイルドナイツの堀江翔太選手、(右)クボタスピアーズ船橋・東京ベイの立川理道選手(写真:齋藤 龍太郎<楕円銀河>)

1月8日に開幕した国内新リーグ、ジャパンラグビーリーグワン。

リーグ戦全16節が行われるディビジョン1は3月27日に第11節6試合が行われ、シーズンは終盤に突入します。

第10節を終え、3位につけている埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉)で存在感を示しているのが、36歳のベテラン、堀江翔太選手です。

堀江選手は、第4節のコベルコ神戸スティーラーズ戦で、9点ビハインドの後半17分から登場し、試合終了間際の後半40分に逆転のトライをあげる活躍で、チームを逆転勝利に導きました。

第10節のリコーブラックラムズ東京戦では、本来のフッカーではなく、本人も「覚えていないくらい久しぶり」というフランカーでの出場で、チームの8連勝に貢献しました。

堀江選手は、今季出場8試合中、7試合が後半からの途中出場ですが、元日本代表の福岡堅樹さんは堀江選手のパフォーマンスについて「後半から出てきて、一つ一つのプレーがチームに勢いを与えるような雰囲気がある。タックル、ジャッカル、フィジカルで前に出る。そして、相手を引きつけながら絶妙なタイミングでパスを放る。すべてのスキルが間違いなくトップレベル。『ラスボス』のような存在感を醸し出している」と絶賛しています。

また、第10節を終え、2位につけているのがクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、東京ベイ)です。

福岡さんが好調東京ベイのキーマンとして名前を挙げたのが、32歳のキャプテン、立川理道選手です。

2015年のワールドカップでチームメートとして戦った福岡さんは立川選手について「立川選手の魅力はボールさばきと視野の広さ。キャッチとパスに柔らかさがあって、パスを受ける側として、ボールを取りやすい」と特長を表現しました。

日本代表66キャップでワールドカップ3大会代表の堀江選手は2019年大会以降、日本代表55キャップで2015年大会は全4試合に先発した立川選手は2018年以降、日本代表戦の出場はありません。

2023年9月開幕のワールドカップフランス大会まで約1年半、福岡さんは「堀江選手、立川選手の日本代表での姿を見たい」と期待を寄せています。

ジャパンラグビーリーグワン第11節、堀江選手がリザーブに登録された埼玉と静岡ブルーレヴズの一戦と、立川選手が先発予定の東京ベイとNTTドコモレッドハリケーンズ大阪の一戦はともに、3月27日(日)に行われます。

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