巨人・中田翔「キャリアハイ目指して」自主トレでは秋広優人の“食トレ”サポート「キャンプに入ればライバル」
「去年と違って晴れも多かったので、練習をやりこめている。(例年の)倍くらいは打っている」
例年、自主トレでは高重量の重りを使ったウエートトレーニングを行ってきた中田選手ですが、今年重視しているのが“自重トレーニング”です。今年4月で34歳、「自分の体と相談しながら、体の使い方だったり、どこに体重が乗っているかだったりを意識しながらやっている。重りを持ってやるのも大事なことだが、多少なりとも体の反動を使ってしまうデメリットもあるので」と話しました。
また、昨年は“増量”をテーマに食トレを敢行しましたが、今年掲げているのは“維持”。一方で、ともに自主トレを行うチームメートの秋広優人選手にはしっかりと食トレをさせていると明かしました。
「(秋広選手は)1日12合食べているんじゃないですか。晩ご飯終わって1、2時間後にはカレーライスやハヤシライスを食べて、寝る前にも夜食でカレーライス2、3杯食べていると思う。自主トレに入った時(秋広選手の体重は)102キロとかなので、もう4、5キロは上がっているんじゃないですか」と食トレの成果を口に。食事の費用に関しては「他は誰が出すんですか(笑)」と中田選手が全額負担しているとのこと。
中田選手と秋広選手は“師弟関係”でありながら、同じポジションを争う“ライバル”。中田選手は「キャンプに入ればライバルになると思うので、お互いにしっかり意識し合って切磋琢磨してやっていけたら。1年間しっかりフルで出られるような体力、体を今この時期に作っている。キャリアハイを目指して頑張っていきたい」と決意を新たにしました。