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「今までと比べものにならないくらいうれしい」バド桃田賢斗 今年最後の大会で優勝

2022年12月30日 20:09
「今までと比べものにならないくらいうれしい」バド桃田賢斗 今年最後の大会で優勝
優勝後、拳を突き上げた桃田賢斗選手
◇第76回全日本総合バドミントン選手権決勝(30日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

バドミントン日本代表・桃田賢斗選手(NTT東日本)が2年ぶりに全日本総合選手権に出場。決勝で同級生でライバルの西本拳太選手(ジェイテクト)と対戦し、2-0(21-11、21-16)で勝利し優勝を飾りました。

今年は苦しんだ桃田選手。8月の世界選手権で2回戦敗退、9月のジャパンオープンでは初戦敗退と、納得のいくプレーができずに結果を残せない時期が続いていました。

しかし、今大会では“強い桃田賢斗が帰ってきた”との声が上がるほど、圧巻のプレーで決勝進出。

そして決勝ではスマッシュがさえわたります。第1ゲームは、ラインにギリギリのスマッシュを決めるなど、8連続ポイントを奪い先取。

優勝に王手をかけた第2ゲームでは、クロスへのスマッシュ。さらに相手の体正面へレシーブしづらいスマッシュなどで試合を優位に進めます。マッチポイントが決まると、コートに横たわって拳を突き上げた桃田選手。2年ぶり5度目の優勝に喜びを見せました。

試合後、桃田選手はファンの前で「この1年間苦しいことばかりでしたが、応援してもらったおかげで今日は納得するプレーができました。ありがとうございました!」と力強くコメント。

全日本総合では5度目の優勝となる桃田選手ですが「今回の優勝は、今までと比べものにならないくらいうれしい。もっともっと強い桃田賢斗を見せていけたらと思います。応援よろしくお願いします!」と笑顔で答えました。

2022年最後の大会で優勝し、納得のいくプレーができたという桃田選手。来年の“強い桃田賢斗”のプレーから目が離せません。
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