×

【阪神】OP戦14敗の最下位 一時はリードもバッテリーエラーで逆転許す リリーフ陣が4失点勝率は.176

2024年3月24日 17:20
【阪神】OP戦14敗の最下位 一時はリードもバッテリーエラーで逆転許す リリーフ陣が4失点勝率は.176
阪神・岡田彰布監督
プロ野球オープン戦 オリックス5-2阪神(24日、京セラドーム)

オープン戦の全日程が終了。昨シーズン日本一のセ・リーグ阪神は、18戦3勝14敗1分の勝率「.176」の最下位で終えました。

オリックスの本拠地に乗り込んで今春のオープン戦最終戦を迎えた阪神。

初回・先発の才木浩人投手が頓宮裕真選手にタイムリーを浴びるなど、オリックスに先制を許します。

それでも2回の阪神の攻撃、先頭の4番・佐藤輝明選手が四球で出塁し、原口文仁選手がタイムリーですぐさま同点に追いつきます。

試合前時点でオープン戦13敗している阪神。この数字はワースト2位の“負け数”になっています。ワースト記録は、2000年の14敗(19戦5勝14敗0分、勝率.263)です。

4回には、オリックスに3連打をあび2アウト満塁のピンチを背負うも、才木投手が代打・森友哉選手をキャッチャーフライに打ち取りピンチをしのぎます。その直後の攻撃で阪神は中野拓夢選手のタイムリーで勝ち越しに成功します。

それでも7回には阪神に試練が訪れます。4番手の島本浩也投手が連打を浴び、同点に追いつかれ、なおも1アウト2塁3塁のピンチが続きます。続く太田椋選手に強烈な打球を打たれますが、ショートに入った小幡竜平選手が横っ飛びキャッチ。すぐさま1塁へ送球し2アウトとしました。しかし続く西川龍馬選手に対し、島本投手がフォークを投げますが、ワンバウンドしてキャッチャーの後ろにそれてしまい、ランナーに生還され逆転を許します。

8回にも6番手でマウンドにあがった石井大智投手が、打者7人で2失点を喫し点差を広げられます。

迎えた最終回には、先頭の糸原健斗選手が四球で出塁するなど満塁のチャンスを作ります。2アウト満塁となり打席には森下翔太選手が入ります。しかし内野フライに終わり得点を奪うことができず敗れた阪神。課題を残したオープン戦となり、最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。

この試合阪神はリリーフ陣が4失点をする結果に。オープン戦14敗は、2000年以来2度目のワースト記録となってしまいました。