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阪神“OP戦初勝利”9連敗でストップ 昨季のらしさ光る 近本光司2打点 投手は伊藤将司&村上頌樹の2人でしめる

2024年3月13日 15:59
阪神“OP戦初勝利”9連敗でストップ 昨季のらしさ光る 近本光司2打点 投手は伊藤将司&村上頌樹の2人でしめる
阪神・近本光司選手が3回に先制3塁打
プロ野球オープン戦 阪神6ー1ロッテ(13日、ZOZOマリン)

オープン戦、開幕9連敗を喫している昨季の“日本一”である阪神。オープン戦10戦目は、近本光司選手、中野拓夢選手、大山悠輔選手ら昨季の主力中心のスタメン。先発には昨季2ケタ勝利の左腕・伊藤将司投手がマウンドに上がりました。

先制したのは阪神。3回に先頭打者のミエセス選手が四球で出塁。その後2アウトになるも1番近本光司選手。ロッテ先発メルセデス投手のストレートを捉えると、打球は右中間への長打コース。1塁ランナーは悠々とホームに生還、近本選手のタイムリー3塁打で1点を先制します。

先発の伊藤投手は、ロッテ打線相手に打たせて取るピッチング。5回69球を投げ2安打0失点。安定した内容でマウンドを降ります。

6回からの2番手には、昨季MVP&新人王の村上頌樹投手がマウンドに。先頭打者の友杉篤輝選手にヒットを許すと、その後2アウト2塁のピンチ。この場面で角中勝也選手に低目いっぱいの変化球を投げますが、うまく打たれて失点。1ー1の同点に追いつかれます。

しかし直後の7回、阪神打線は森下翔太選手の2塁打でチャンスを作ると、ミエセス選手がレフトにタイムリー安打。ロッテのレフト石川慎吾選手がジャンピングキャッチで捕球に向かうもつかめず。すぐさま勝ち越した阪神はさらに、近本選手がこの日2打点目となるタイムリー安打で追加点。その後もリードを広げ、ロッテを突き放しました。

投手陣は、伊藤投手の5回無失点に加え、2番手の村上投手が4回1失点。昨季先発ローテーションをけん引した2人で、試合を終わらせる順調な仕上がりを見せました。

阪神はオープン戦10試合目にして初勝利。昨季得点圏に強かった近本選手の勝負強さ、伊藤投手、村上投手のテンポのいい投球など、主力選手が昨季を彷彿(ほうふつ)させる活躍。また4試合続いていたエラー(いずれも甲子園)も、この試合でストップしています。

【阪神投手きょうの成績】
伊藤将司 5回 69球 被安打2 奪三振2 与四死球1 失点0
村上頌樹 4回 54球 被安打3 奪三振5 与四死球0 失点1
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