◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5-3巨人（19日、神宮球場）

新型コロナウイルスの影響で多くの選手と首脳陣が不在の中、連敗を6で止めたヤクルト。5点のリードを奪うも、終盤巨人の猛反撃を受け、最後まで苦しみながら勝利をつかみ取りました。

その中で、存在感を放っていたのがサードの主砲・村上宗隆選手。

4点リードで迎えた8回、4番手梅野雄吾投手がマウンドに上がりましたが、巨人・中田翔選手、ウォーカー選手に2者連続のホームランで2失点。さらに重信慎之介選手にフォアボールを与えてしまい、チームに重たい空気が流れます。

すると、すかさずサードからマウンドに声を掛けに行った村上選手。梅野投手を鼓舞する言動を見せました。

そして梅野投手をバックも支えます。ライト渡邉大樹選手がフェンスにぶつかりながらもフライをナイスキャッチ。さらにライナーをセカンド武岡龍世選手がすぐさま1塁に投げダブルプレーでピンチをしのぎました。

村上選手が駆け寄ったシーンにSNSでは「まだ若いのにさすがだな」「チームを引っ張る4番だな」と賞賛する声。チームを引っ張る22歳の姿が垣間見られたシーンでした。