◇プロ野球セ・リーグ 広島6―3巨人（19日、マツダスタジアム）

首位阪神とのゲーム差を開かせることなく巨人に勝利した広島。新井貴浩監督は試合後に、先発の森下暢仁投手について「ナイスピッチングでしたね。ジャイアンツの強力打線を相手に素晴らしいピッチングだったと思います」と述べました。

また、3打数2安打2打点1本塁打の末包昇大選手について「『もう、絶対打ちます』と。昨日、浅野（翔吾）君が高校の後輩でしょう」と笑顔。「先輩として『俺も負けられない』と思ったんじゃないですか。本当に打ちましたからね。私もうれしいし、みんなもうれしいし、早出をやっている打撃コーチもうれしいんじゃないですか」としました。

上本崇司選手や秋山翔吾選手を欠く中、末包選手や矢野雅哉選手などが活躍している現状については「いろいろケガ人も出ている中で、うちらしく全員でつないで、全員で点を取っていくのがカープの野球。スタメンで出ている選手はもちろんですけど、なかなか日頃からスタメンで出ていない選手も活躍してくれて、これもうちらしい全員野球だと思います」と締めくくりました。