北京五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得したネイサン・チェン選手は6日、都内で行われた寝具メーカー、エアウィーブの事業戦略発表会見に出席しました。

同社のマットレスを愛用し、北京五輪にも持って行ったというチェン選手。「向こうにいる間、常に素晴らしい睡眠をとることができました」と感謝しました。

睡眠の大切さについては「非常にハードなトレーニングをしているので、早く回復しなくてはなりません。いい睡眠をとって、練習に臨めなければ、試合で自信を持つことができません。私は可能な限り睡眠時間を10時間とるよう心がけてきました」とコメント。

チェン選手は今年、故郷・アメリカのイェール大学に復学することを公表している一方、睡眠医学の第1人者であるスタンフォード大学のエマニュエル・ミニョー教授の研究に、アスリートの視点を生かして協力するといいます。

「このプロジェクトを始められることを、とても楽しみにしています。もっと睡眠の質について掘り下げることが出来ると思います。未来のアスリートを手助けする道を模索できることが楽しみです」と話しました。

今後の競技継続については、復学後に決めるということです。