北京五輪5位 フィギュア樋口新葉 靖国通りに巨大ポスター「まさか自分が壁に大きく出るなんて」
北京五輪フィギュアスケート団体で銅メダルを獲得し、個人戦で5位に入賞した樋口新葉(わかば)選手(21)が6日、新宿区役所を表敬訪問しました。
樋口選手は新宿区の出身。樋口選手が到着すると、集まった約70人の職員が大きな拍手で出迎えました。樋口選手は歓迎ぶりに驚きをあらわにしましたが、吉住健一区長から花束を手渡されると、大きな笑顔を見せました。
「小さいときから新宿区にお世話になってるので、こうしてみなさんにたくさん応援していただけていることがすごくうれしいです」樋口選手は北京五輪女子シングルで、今シーズン力を入れてきたトリプルアクセルを、ショートとフリーの両方で成功させ、初めての大舞台で5位入賞を果たしました。
新宿区役所では、樋口選手の五輪での活躍を祝い、靖国通りに面する庁舎の壁に樋口選手の笑顔を大きく写したポスターを掲示しています。
「この通りも毎日のように通りますし、まさかこんなに自分が壁に大きく出るなんて思わなかったです」と、照れた様子を見せた樋口選手。
「今シーズンは本当にトリプルアクセルにこだわってずっと練習をして、試合に臨んでいました。練習したかいがあったなと思う1年でした。また4年後に向けて頑張っていきたいと思います」と、ミラノ・コルティナ五輪に向けて、決意を新たにしました。