NPB井原事務局長 「巨人のチーム活動を停止して、収束をはかる」 臨時実行委員会後の取材で
NPB(日本野球機構)は21日の夕方、臨時実行委員会を開催しました。委員会後のオンラインでの取材で、井原敦事務局長は22日から始まる中日-巨人の3連戦を延期したことについて「(巨人の)チーム編成そのものがきわめて困難であるということから、巨人のチーム活動を停止して、PCR検査を継続し、収束をはかる」などと述べました。
今回、1試合だけではなく、3試合すべてが延期されたことについて話が及ぶと、井原事務局長は対戦相手の中日の意見も聞いたと前置きした上で、「あした1日様子を見たからといって、(巨人の)チーム編成が可能になるというわけではない」としました。
また、これまで複数の選手がヤクルトや阪神などで陽性判定を受けた際に、公式戦を続行した、という指摘については「公平性というのは編成できるかということなので、その基準は同じ。その基準は変更なく同じなので、特に意見は出ていません」と一言。
巨人については「オールスター終了後のシーズン再開に合わせて、チーム編成が可能になるようにさまざまな努力をされるということです」としています。