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【大谷翔平】“なおエ”で6勝目ならず 6回10奪三振2失点の好投 奪三振数はリーグトップ90個

2023年5月28日 14:45
【大谷翔平】“なおエ”で6勝目ならず 6回10奪三振2失点の好投 奪三振数はリーグトップ90個
大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)
MLBマーリンズ8-5エンゼルス(日本時間28日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルスの大谷翔平選手が「3番・投手兼指名打者」で出場し、6回10奪三振2失点の好投を見せました。

今季11度目の二刀流で出場した大谷選手は初回、先頭打者を投手ゴロに打ち取るも、ファーストへ悪送球。打者は2塁まで進み、自身のエラーでピンチを招きます。

その後2アウト1、3塁とピンチを広げ、元DeNAのグリエル選手に甘く入ったシンカーをレフトへタイムリーを打たれ先制を許します。

それでも2回に味方打線が同点に追いつくと、大谷選手は得意のスイーパーや、カットボール、シンカー、スプリットなど、多彩な球種を駆使して、4回まで1失点と試合を作ります。

しかし1-1と同点のまま迎えた5回、ヒットとこの試合3つ目の四球で2アウト1、3塁のピンチを背負うと、ライトへタイムリーを打たれ勝ち越しを許します。

なおもピンチは続きますが、スイーパーで三振を奪い、最少失点で切り抜けると、続く6回は先頭と続く打者をスイーパーで連続三振。その後ヒットを打たれ2アウト1塁となるも、スターリングズ選手をスイーパーで三振に仕留め、6回を109球10奪三振2失点で降板しました。

今季4度目の2ケタ奪三振を記録し、今季の奪三振数もリーグトップの90になりました。

その後エンゼルスは1-2で迎えた6回裏、代打・タイス選手のタイムリーで3-2と逆転に成功し、大谷選手は今季6勝目の権利を手にしましたが、続く7回に2番手のシルセス投手が逆転2ランホームランを打たれ、6勝目とはなりませんでした。

その後チームは8回に再び同点に追いつき、試合は延長に突入。しかし10回にレフトのエラーとタイムリーなどで4点を奪われ敗れました。

また大谷選手は打者としては4打数無安打1四球で、2試合連続ノーヒットでした。
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