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ヴァルアサエリ愛 2度目のラグビーW杯へ!支える家族に密着

2022年11月14日 11:00
ヴァルアサエリ愛 2度目のラグビーW杯へ!支える家族に密着
日本テレビの密着取材に応じるラグビー・ヴァルアサエリ愛選手一家
日本テレビの番組「サンデーPUSHスポーツ」が2019年ラグビーW杯で日本の史上初ベスト8に貢献したヴァルアサエリ愛選手の家族に密着取材しました。今年9月、右腕を骨折したヴァル選手。来年行われるW杯出場を目指し、支えとなっていたのは家族の存在でした。

トンガ出身のヴァル選手は大学時代に知り合った愛里さんと結婚した翌年、日本国籍を取得しました。戸籍を登録する際、ヴァル選手は愛里さんの「愛」の字を名前に入れました。

ヴァル一家の休日に密着すると、向かった先はテニスコート。実は妻・愛里さんは日本ランク最高30位の元プロテニスプレーヤーで子供たちにテニスを教えています。さらに、テニスボールを手に持った愛里さんが始めたのが、ヴァル選手のトレーニング。愛里さんがテニスボールを前後左右に投げ、ヴァル選手がキャッチします。ヴァル選手は「ラグビーも横、前、後ろといった動きがあって、テニスのトレーニングもラグビーに生きている」とハードなトレーニング後、息を切らしながら教えてくれました。

ヴァル選手は2019年のラグビーW杯で全試合に出場。身長187cm、体重115キロの強じんな肉体を武器に日本史上初となるベスト8に貢献しました。来年のW杯でも活躍が期待される中、今年9月の日本代表の練習中に右腕を骨折。復帰へ向け、支えるのは妻・愛里さん。リハビリやトレーニングをサポートし、時には言葉でヴァル選手を鼓舞しています。

愛里さんは「(ケガをした時)最初はびっくりした。でも右手だけなので、残りは使える。パワーアップして帰りたいですね。来年のW杯に2人で出場したいという目標がある。主人の夢をかなえたい」と話します。

ヴァル選手は「(愛里さんは)家族のために毎日、毎日頑張っている。優しい。見た目は厳しく見えますけど。家族がいるから自分も頑張れる」と復活へ向け、笑顔で語りました。