◇MLB アリゾナ・ダイヤモンドバックス 8-6 サンディエゴ・パドレス(日本時間5日、ペトコ・パーク)

パドレスのダルビッシュ有投手にとって、今季初先発となるダイヤモンドバックスとの一戦。

WBC以来初の公式戦となったダルビッシュ投手は、4つの四球と2つの死球を出しつつも、多彩な変化球を駆使し、5回3安打1失点の好投を見せました。

5-1とリードし、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りましたが、後続が逆転を許し、勝敗はつかず。チームも6-8で敗れています。

試合後、ダルビッシュ投手は「久しぶりに真っすぐをいい感じで投げられて、曲がり球も大きく、変化的にも良かったんですけど、際どいところ、結構(相手が)手を出してこなかったので、それでちょっとカウントを悪くしたのもありました。全体的にWBCの時に比べて全然良かったと思います」と自身のピッチングを振り返りました。

またSNSではダルビッシュ投手の変化球の曲がり方が注目されていますが、本人は大きい変化の幅の要因について「風だと思いますね」と一蹴。

「今日の投げ方は去年の最初の方のような感じの投げ方だったんですけど、その時はスライダー、大きいスイーパーに苦労していた。それでも結構曲がっていたので、風はやっぱりあったと思います」と答えました。

さらに今季から導入された“ピッチクロック”については「公式戦で初めてだったので、ちょっと不安はあった。常にピッチクロックはある程度見ながらやらないといけないという感じ」と語りました。