WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンの世界一に貢献した巨人戸郷翔征投手が24日、チームに合流しました。

オープン戦の試合前練習に侍ジャパンメンバーの大勢投手、大城卓三捕手、岡本和真選手と共に姿を見せました。

練習後の取材で戸郷投手は「チームでの1番の目標だったので、本当に世界一になれて、少しでも貢献できたと思っているので、自分の力を出し切れた」と、WBCを終えての率直な気持ちを明かしました。

2番手として2回無失点に抑えた決勝のアメリカ戦での投球については「『ここで終わらせるわけにはいけない』という思いでやっていた中で、2回無失点という結果を出せたのでよかった」と振り返りました。

また、その決勝戦で印象に残った対戦については「トラウト選手との対戦が1番最初にかなって、しかも三振を取れたので、本当にいい思い出になりました。ガッツポーズしちゃったぐらい嬉しかったので、そういう機会をいただけて感謝」と、メジャー最強打者の一人であるトラウト選手との対戦をあげました。

大会中、チームをけん引したメジャーリーガーの大谷翔平投手やダルビッシュ有投手については「2人とも気さくにみんなに声をかけていただいて、みんな打ち解けたので、今回優勝できたのも2人がいたからこそ。たくさんの会話をできて、僕のやっているトレーニングとか、意識の中でもっともっと変えていかないといけないなという意識も芽生えたので、もっともっと自分自身も成長できるかな」と、メジャーリーガーと過ごした貴重な日々を今後の成長に生かしていくことを誓いました。