◇プロ野球セ・パ交流戦 西武2x-1中日（7日、ベルーナドーム）

得点圏にランナーを出しながらも“あと1本”が出ず、悔しい敗戦となった中日。

和田一浩打撃コーチは試合後、14打席無安打の若き4番、石川昂弥選手について「こういうところを乗りきって、一人前になって欲しい」などと述べました。

この日、第2打席で2アウトながら満塁と絶好のチャンスで打席に入った石川選手。西武の先発、本田圭佑投手のチェンジアップをサードゴロと、ランナーを返すことはできませんでした。

「（相手の）攻め方だったり、今まで経験しなかったことは感じている。そういうところは自分で乗り越えていかないといけない」とした和田コーチ。「4番でプレッシャーはかかっているが、監督も先を見据えて打てなくてもそこは動かないと思う。今、特に昂弥は試練の壁にぶつかっている。細川（成也）、福永（裕基）しかり。こういうところを乗り切って、一人前になって欲しい」と続けました。