プロ野球・ヤクルトの奥川恭伸投手が5日、契約更改を行い、900万円ダウンの2700万円（金額は推定）でサインしました。

昨シーズンは9勝を挙げるなど、飛躍のシーズンとなった奥川投手でしたが、今シーズンはケガもあり、わずか1試合の登板に終わりました。

契約更改を終えた奥川投手は「今シーズンは何もできなくて、その中でチームはリーグ連覇を達成して、みんなの活躍を見ながら、何もできない自分がすごくふがいないというか、すごい悔しい一年に終わりました」と、今シーズンの苦悩を語りました。

また、来季の目標を色紙に「復帰」としたためた奥川投手。「ケガをした前よりもさらにパワーアップをして、完全復活でもう一度チームの力になれるように頑張りたいなという気持ちで書きました」と、その思いを明かしました。

また、来季から背番号を「11」から「18」に変更することも発表され「すごくいい番号をいただいたので、心機一転またいいスタートが切れるように頑張りたいと思います」と意気込みました。

▽以下、奥川恭伸投手のインタビュー

――球団の方とはどんな話をされましたか？

「やはり一軍のマウンドに戻って来てほしいという風に言われましたので、また来季元気な姿で1軍のマウンドに戻れるように頑張りたいと思います」

――今シーズンは開幕戦で1試合登板してその後は登板なしとなりましたが、どんな思いで今シーズンを過ごしたか教えてください。

「今シーズンは何もできなくて、その中でチームはリーグ連覇を達成して、みんなの活躍を見ながら、何もできない自分がすごくふがいないというか、すごい悔しい一年に終わったので、来年はもう一度あの中に自分も混ざってリーグの三連覇と日本一奪還に貢献できるように頑張りたいなと思います」

――後輩、同期の活躍についてはどう見ていましたか？

「自分の同期、同級生だったり、後輩だったり若い選手の活躍というのもずっとテレビの前で見ていたので、うーん、そうですね、、テレビの前で見ながら、自分は何やってるんだろうとか思った時期もありましたけど、今はとにかく前向きに来季の復帰を目標にしているので、若い選手、同期、後輩たちと一緒に自分も来季同じグラウンドに立ってプレーしたいなという気持ちです」

――1軍の試合というのはあえてご覧になっていたのでしょうか、見たくない気持ちはありましたか？

「見たくない気持ちもやっぱりありました。あえてというよりも、見たくない気持ちもある中で、どうしてもチームの結果っていうのは気になるので、それを見ながら自分も頑張るぞっていう気持ちになってましたね」

――背番号は11から18になりましたがいかがですか？

「すごくいい番号をいただいたので、心機一転またいいスタートが切れるように頑張りたいと思います」

――色紙に「復帰」と書かれたことについて教えてください。

「ケガをした前よりもさらにパワーアップをして、完全復活でもう一度チームの力になれるように頑張りたいなという気持ちで書きました」

――今シーズン、励みになった出来事はありましたか？

「ファンの方の『待ってるよ』だったり、そういう温かい言葉にすごく元気をもらいましたので、皆さんの期待にしっかり応えられるように頑張りたいなと思いました」