◇プロ野球ファーム公式戦 中日7ー0広島（11日、由宇練習場）

開幕からおよそ2週間が経過したプロ野球。その中で好調ぶりが際立つのが中日ドラゴンズ。1軍は開幕11戦を7勝3敗1分で、8年ぶりのセ・リーグ単独首位に立つなど現在5連勝中。2年連続セ・リーグ最下位でしたが、開幕好スタートを切っています。

そして2軍も開幕から強さを見せています。11日のファーム公式戦ウエスタン・リーグでは、昨季1軍で39試合に出場した高卒6年目キャッチャー・石橋康太選手の2本のタイムリー安打、昨季支配下契約を結んだ育成出身2年目・樋口正修選手の代打ホームランなどで、7点を奪い勝利。投手陣は先発の福谷浩司投手が6回無失点。その後は田島慎二投手、福敬登投手、石森大誠投手、そしてアルバレス投手のリレーで完封勝利を収めました。

これで2軍は開幕16試合を終えて12勝3敗1分と貯金は9。この日敗れたオリックスをかわし、ウエスタン・リーグ首位に浮上。1軍も2軍も中日の躍進が開幕から目立っています。