アイスホッケーNHL ロシア出身の選手がウクライナ関連の共同声明内容で合意できず
カナダのスポーツ専門メディアTSNは、北米のプロホッケーリーグ、NHLに所属するロシア出身の選手が、ウクライナへの軍事侵攻について声明を出そうと試みたものの、内容について合意できなかったと報じました。
NHLにはワシントン・キャピタルズのスター選手、アレクサンダー・オベチキン選手など多数のロシア出身選手がプレーしています。
TSNによりますと、共同声明を出そうとメッセンジャーアプリで意見交換をしたものの、「何を盛り込むかで合意できず、そのまま終わってしまった」ということです。
どの内容で選手が合意できなかったなどは分かっていません。
アメリカメディアは「ロシアの選手が声を上げるというのは非常に難しい。特に家族がロシアに残っている場合は」と理解を示しています。
これまでにオベチキン選手が平和を望むといった内容について話したり、カルガリー・フレームスのニキータ・ザドロフ選手がインスタグラムで「戦争はダメだ。やめろ!」と投稿するなどしていますが、大半の選手は沈黙を貫いています。