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ロシアとウクライナの会談終了…協議継続で合意 内容持ち帰り“再会談”へ

2022年3月1日 6:52

ロシアのウクライナ侵攻後、初めてロシアとウクライナの代表団による会談が行われました。協議継続で合意し、数日中に再び会談するとしています。会談は、休憩をはさみながら5時間以上にわたって行われました。

終了後、ロシア側は、いくつかの点でウクライナ側と共通の立場を見いだすことが可能との認識を示しましたが、詳細は明らかにしませんでした。ウクライナ側は、主に停戦について話し合ったとしたうえで「優先課題に関して一定の決定をした」と述べました。

双方は、本国に持ち帰って検討するとして、交渉を継続することで合意しました。次回の会談は、数日中にポーランドとベラルーシの国境で行われる予定です。ただ、即時停戦などを求めるウクライナと、非武装化などを求めるロシアとの溝は深く、交渉の行方は依然、不透明な情勢です。

こうした中、プーチン大統領はフランスのマクロン大統領と電話会談し、問題解決にはウクライナの非武装化などとともに、クリミアについてロシアの主権を認めることも必要な条件だと主張しました。

ロシアとウクライナの交渉の間も攻撃は続き、第二の都市ハリコフでは住宅街に砲弾が打ち込まれました。地元当局によりますと、少なくとも11人が死亡したということです。