◇プロ野球セ・パ交流戦　中日7-0ロッテ(13日、バンテリンドーム)

プロ3年目、二十歳の中日・高橋宏斗投手が125球を投げ被安打5、与四球2、9奪三振、無失点の好投でロッテを相手にプロ初完投・初完封勝利をあげました。

今季は良い投球をしながら、1勝6敗、4月6日の本拠地でのヤクルト戦に勝って以来、勝ち星がありませんでした。

高橋投手の試合前の防御率は2.47。なかなか味方打線の援護がもらえず、苦しんでいましたが、この日の中日打線は違いました。

2回に1点を先制し、4回に2点の追加点をあげ3－0とします。高橋投手が6回にこの日、初めて迎えたピンチを切りぬけると、2本のホームランで3点と効率的に得点を重ねます。

8回にダメ押しの1点も入り、最終回はロッテ打線を三者凡退におさえ、自身初完投が初完封勝利となりました。

SNSでは「宏斗君！伝説の始まりを告げる夜になりましたね」などと若い高橋投手の好投を祝福する声がたくさん寄せられています。