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【ドラフト会議】ヤクルトの指名9選手 中村優斗を12球団唯一の一本釣り 育成には“異色の経歴”アメリカでプレーする根岸辰昇を指名

2024年10月25日 11:00
【ドラフト会議】ヤクルトの指名9選手 中村優斗を12球団唯一の一本釣り 育成には“異色の経歴”アメリカでプレーする根岸辰昇を指名
ヤクルト 2024ドラフト指名選手
プロ野球ドラフト会議(24日)

プロ野球ドラフト会議が24日に行われ、ヤクルトは本指名、育成を合わせて9選手を指名しました。

1位指名は“大学最速右腕”とも言われる愛知工業大学の中村優斗投手。その実力から、競合が予想されていましたが、12球団唯一の“一本釣り”となりました。

中村投手について、余田雄飛スカウトは「MAX159キロのストレートを武器にする本格派右腕。奪三振能力が高く、愛知リーグ通算301奪三振を記録。スピードもさることながら、制球力も高い。将来の先発候補として期待」と、大きく評価。セ・リーグ最下位のチーム防御率(3.64)改善へ、ルーキーイヤーから重要な役割を担えるか注目です。

また2位には、ロシア人の両親のもと、強打が武器の豊川高校・モイセエフ ニキータ選手を指名。「将来的にチームの主軸を担える選手」として期待を寄せます。

本指名5選手は高校生、大学生、社会人、独立リーグと、異なるカテゴリーで活躍する選手を指名しました。

そして育成1位にはアメリカのノースカロライナA&T州立大学・根岸辰昇選手を指名。橿渕聡スカウトは「異色の経歴を持つプレーヤー。ポテンシャルが高く、広角に打てる打撃が魅力。将来の主軸候補として期待」とコメント。

さらに育成3位には今シーズン、NPBに新規参入したオイシックスから下川隼佑投手を指名。ヤクルトは話題の尽きないドラフトとなりました。

▽以下、ヤクルトのドラフト指名選手一覧

◆本指名
1位:中村優斗(愛知工業大学・投手)
2位:モイセエフ ニキータ(豊川高校・外野手)
3位:荘司宏太(セガサミー・投手)
4位:田中陽翔(高崎健康福祉大学高崎高校・内野手)
5位:矢野泰二郎(愛媛マンダリンパイレーツ・捕手)

◆育成指名
1位:根岸辰昇(ノースカロライナA&T州立大学・内野手)
2位:廣澤優(愛媛マンダリンパイレーツ・投手)
3位:下川隼佑(オイシックス・投手)
4位:松本龍之介(堺シュライクス・捕手)
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