◇プロ野球 春季キャンプ練習試合 ヤクルト7-2ロッテ（15日、浦添）

プロ野球・ヤクルトは今季初の対外試合で、ロッテに勝利。キャッチャーで4番に入った内山壮真選手が、ホームランを含む3安打3打点の活躍をみせました。

初回は、並木秀尊選手が相手のミスを見逃さない好走塁などで先制のホームを踏むと、4番に入った内山選手にタイムリーが飛び出すなど4点を先制。

5回には、23歳の5番ライトでスタメン出場の濱田太貴選手が、大谷輝龍投手からレフトスタンドへの豪快な一発で追加点。2点を返された7回には内山選手が高野脩汰投手からレフトスタンドへのソロホームランを放ち、リードを守り切りました。

さらに練習試合のため9回ウラのヤクルトの攻撃まで実施。2アウト1塁の場面で打席に立った内山選手は、ライトへのタイムリーで追加点。21歳4年目の内山選手が、3安打3打点1ホーマーと躍動しました。

また投手陣は2年目の吉村貢司郎投手が2回無失点。阪口皓亮投手、山野太一投手とつなぎ、沼田翔平投手が7回に2失点したものの、9回は山本大貴投手が無失点で締めました。

昨季はリーグ3連覇を目指すも、最終順位は5位。「ヤり返せ！」をチームスローガンに掲げたヤクルトが、対外試合の初戦を11安打7得点で勝利を飾りました。