プロ野球 “検査頻度をあげて未然に防ぎたい” 相次ぐ新型コロナ陽性に「12球団も了承」
NPB(日本野球機構)は8日、DeNAで新型コロナ陽性の選手が多数発生したことを受けて、臨時実行委員会を開きました。
井原敦事務局長は楽天、DeNAで新型コロナ陽性が多く出ていることを受けて、12球団に検査頻度をあげるように提案し、受け入れられたと話しました。
「検査頻度を高めて、多発している感染陽性、多発の事案を未然に防ぎたい」
提案内容は、現在、1か月に1回と定められているスクリーニング検査を2週間に1回に。また、2カード以上の遠征を行う場合、遠征後に行っていた検査を、遠征の前後2回行うというもの。
遠征前後での検査を、2週間に1回の検査と数えるかは「球団による」と井原事務局長は述べました。
また、オリックスが8日に4人の選手らが新型コロナ陽性判定を受けたと発表したことについても、委員会で共有されたということです。
「幸い、まだ限られた人数なので、『特例2022』を使って、2軍選手で編成可能ということで、試合はやる」とロッテとの試合を中止しなかった理由を説明しました。