サッカーの川崎フロンターレは4日、MF山村和也選手(34)が横浜F・マリノスへ完全移籍することを発表しました。

山村選手は、長崎・国見高校から流通経済大学を経て2012年に鹿島アントラーズへ入団。その後セレッソ大阪に加入すると、2017年には天皇杯決勝でゴールを決め、優勝に貢献しました。

そして2019年から川崎でプレーし、センターバックを中心に135試合に出場。J1制覇は2度経験し、昨年の天皇杯決勝ではPK戦でPKを決めるなどチームのタイトル獲得に貢献しました。J1通算では201試合に出場し19得点、J1優勝は2回、リーグカップ戦は4回、天皇杯3度の優勝を経験しています。

移籍に際し山村選手は「5年間いろんなことを経験させてもらい、皆さんの熱い声援のもとピッチではたくさんの優勝を味わうことができました。ピッチ外でも人間として成長させてくれたチーム、サポーターの方、フロンターレに携わるすべての方に感謝しかありません。どんな時も温かい声をかけていただいて本当にありがとうございました。新たなチャレンジになりますが、また皆さんとお会いできることを楽しみにしています。5年間本当にありがとうございました」と感謝のコメント。

また、「最後になりますが、令和6年能登半島地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された地域の皆様にはお見舞い申し上げます。少しでも早い復旧と復興を心より願っております」と1日に発生した能登半島地震の被災者に向けメッセージをつづりました。