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【フィギュア】“4回転の神”マリニンが4回転4種類着氷で高得点 目指すは史上初の偉業

2023年10月8日 9:00
【フィギュア】“4回転の神”マリニンが4回転4種類着氷で高得点 目指すは史上初の偉業
イリア・マリニン選手
フィギュアスケート・ジャパンオープン(7日、さいたまスーパーアリーナ)

日本・北米・欧州の3地域によるプロアマ混合の団体戦で争われるフィギュアスケートのジャパンオープンが7日、さいたまスーパーアリーナで行われました。

男子シングル・女子シングル各2人、計4人のチームで構成され、フリースケーティングの合計得点でチーム順位が決まる今大会。北米チームからは“クワッド・ゴッド(4回転の神)”と自ら名乗る、2023年世界選手権銅メダリストのイリア・マリニン選手が登場し、日本で初めて新プログラムを披露しました。

演技序盤、いきなりマリニン選手しか跳べないクワッドアクセル(4回転半)を成功させ会場を沸かせると、ジャンプ4本目の4回転サルコウでは出来栄え点(GOE)2.91点の加点をマーク。4回転ジャンプを4種類5本着氷させ、ISU(国際スケート連盟)非公認ながら得点は193.91と高得点をたたき出しました。

演技後、取材に応じたマリニン選手は「今シーズンのスタートとしてはかなり良かった。たくさんの観客がプログラムを見て楽しんでいてとても驚いた」と笑顔を見せました。

さらに「4回転アクセルをフリーで2回入れることを検討している」と、史上初の偉業への挑戦も明かしてくれました。