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先頭死球、判定覆り“満塁ピンチ”も・・・西武・平良海馬が8回しのぐ ファン「信じてたぞ」

2022年5月29日 17:14
先頭死球、判定覆り“満塁ピンチ”も・・・西武・平良海馬が8回しのぐ ファン「信じてたぞ」
8回満塁のピンチをしのいだ西武・平良海馬投手
プロ野球セ・パ交流戦 西武3×―2DeNA(29日、ベルーナドーム)

2対2で迎えた8回、西武は平良海馬投手がマウンドに上がります。

DeNA先頭打者の嶺井博希選手に対し、156キロのストレートがすっぽ抜け、背中を直撃。死球でノーアウトからランナーを出します。

その後2アウト1、2塁になり、バッターは関根大気選手。カットボールでファーストゴロに打ち取り、平良投手は1塁にベースカバー。打った関根選手とほぼ同時にベースを踏みます。塁審はアウトの判定でしたが、これにDeNAからリクエスト。すると判定が覆りセーフとなります。

3アウトチェンジにならず、逆に2アウト満塁とピンチが広がります。

迎えるバッターは宮﨑敏郎選手。初球は136キロのスライダーでボール。2球目は157キロのストレートで空振り。そして3球目の156キロのストレートはじき返されますが、打球はライトへのファウルフライ。しびれる場面でしたがピンチをしのぎました。

SNSでファンは「平良!よく抑えた!」「信じてたぞ」と西武ファンの声が。

西武はその後9回に代打・栗山巧選手が今季1号のサヨナラホームランで劇的勝利。交流戦2カード連続で勝ち越しています。
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