八千代松陰の鈴木琉胤「全ての感情がきた」都大路1区“日本選手最高記録”で区間賞 目を潤ませながら胸の内明かす【全国高校駅伝】
男子1区、スタートから前に行く八千代松陰の鈴木琉胤選手(写真:時事)
◇第75回全国高等学校駅伝競走大会(22日、たけびしスタジアム京都発着 全7区間=42.195キロ)
男子の最長10キロの1区では、千葉・八千代松陰の3年生、鈴木琉胤(るい)選手が、1区の日本選手最高記録の快走を披露。チームは4位入賞となりました。
各高校のエースが集まる1区。鈴木選手はレース序盤から先頭に躍り出ると、レースをけん引します。向かい風の中、中間地点を過ぎてから後続を引き離していくと、最終的には2位に29秒差をつける圧巻の走りで28分43秒の記録をマーク。高校の先輩に当たる佐藤一世選手(現SGホールディングス)や兵庫・須磨学園出身の折田壮太選手(現青山学院大学1年)が持つ日本選手最高記録を5秒上回りました。
レース後、「佐藤一世さんに直前にお話しを聞いて、記録を持っている方のタイムを追っていけば、最後のキレは自分の方があるんじゃないかと、失礼ながら思っていた」とレースを振り返った鈴木選手。
高校生活の集大成となる走りを終えて、「全ての感情がきたというか。前日に体調不良になった仲間もいたし、家族や今まで支えてくださったみんなの気持ちを背負って走った。この記録を走れない人にプレゼントできたかなと、安心が1番ですね」と目を潤ませながら胸の内を語りました。
レースは最終7区で長野・佐久長聖が福岡・大牟田高校とのアンカー対決を制し、2年連続4度目の優勝を達成。3位には宮城・仙台育英、4位に八千代松陰が続きました。
男子の最長10キロの1区では、千葉・八千代松陰の3年生、鈴木琉胤(るい)選手が、1区の日本選手最高記録の快走を披露。チームは4位入賞となりました。
各高校のエースが集まる1区。鈴木選手はレース序盤から先頭に躍り出ると、レースをけん引します。向かい風の中、中間地点を過ぎてから後続を引き離していくと、最終的には2位に29秒差をつける圧巻の走りで28分43秒の記録をマーク。高校の先輩に当たる佐藤一世選手(現SGホールディングス)や兵庫・須磨学園出身の折田壮太選手(現青山学院大学1年)が持つ日本選手最高記録を5秒上回りました。
レース後、「佐藤一世さんに直前にお話しを聞いて、記録を持っている方のタイムを追っていけば、最後のキレは自分の方があるんじゃないかと、失礼ながら思っていた」とレースを振り返った鈴木選手。
高校生活の集大成となる走りを終えて、「全ての感情がきたというか。前日に体調不良になった仲間もいたし、家族や今まで支えてくださったみんなの気持ちを背負って走った。この記録を走れない人にプレゼントできたかなと、安心が1番ですね」と目を潤ませながら胸の内を語りました。
レースは最終7区で長野・佐久長聖が福岡・大牟田高校とのアンカー対決を制し、2年連続4度目の優勝を達成。3位には宮城・仙台育英、4位に八千代松陰が続きました。
最終更新日:2024年12月23日 11:36