MLBでも活躍した野球解説者の五十嵐亮太さんが13日、日本テレビ「Going! Sports＆News」にVTR出演し、カブスへの入団会見を行った今永昇太投手について解説しました。

過去にダルビッシュ投手や上原浩治さんなど、日本代表するピッチャーも所属し、現在は鈴木誠也選手が所属しているカブスについて、五十嵐さんは「ポストシーズンに上がる可能性がある強いチームですよね。昨季はあと一歩っていうところで届かなかったので、(今永投手は)期待されて入った投手ですよね」と話しました。

今季は両リーグ最多の174個の三振を奪うなど、NPBでの8年間で通算64勝、1021奪三振、防御率3.18を記録した今永投手。

五十嵐さんは「スライダーがいいと思います。曲がり幅とコントロールがいい。右バッターのインコースに食い込めるしコントロールよく投げられる投手」と、MLBでも通用する武器について解説しました。

さらに、本拠地であるリグレー・フィールドは強い季節風が吹く特徴があり、「向かい風が強い方が変化球の曲がりが大きくなって、落ち幅が大きくなる」と、スライダーがさらに変化する可能性があると語りました。

今永投手は五十嵐さんと同じ30歳でのメジャーに挑戦となりますが、「体力的にはいい時期だと思います。自分の中でも自信を持っていける時期ではあると思うから、獲得する側としたら10勝近くは勝ってくれると期待していると思う」と、自らの経験を踏まえて分析しました。